解説 · 読了 約6分 · 2026年11月3日
InstagramのAI生成プロフィールとは:ラベルの意味を解説
日本語版アプリでのラベルの表示名はまだ確認できていないため、このページではInstagramの英語の名称(「AI-generated profile」「AI info」など)をそのまま使い、意味を日本語で添えています。
ラベルの意味
このラベルが伝えるのは1つだけです。このプロフィールに写っている人物はAIで生成された、ということです。アカウントがボットや詐欺だという意味ではなく、すべての投稿がAI生成だという意味でもありません。誰かがアカウントを運営してキャラクターとして投稿しており、ラベルで「この顔は実在の人間ではない」と伝えています。
Instagramはこのラベルを、プロフィールとアカウントのコンテンツの横に表示します。AIで作成・編集したコンテンツとして、すでに独自のAIラベルが付いている投稿には、二重には付きません。Instagramはこの変更を、2026年8月31日にクリエイター向けブログで発表しました。ラベルは2026年の早い時期に「AI creator」としてテストされ、新しい名前は登場する人物がAI生成であることをはっきりさせるためのものです。
必要なアカウント、不要なアカウント
| アカウント | プロフィールのラベル |
|---|---|
| AI生成の人物として運営しているアカウント(AIインフルエンサー、AIモデル、バーチャルアンバサダーなど) | 必要です。Instagramはこうしたアカウントにオンにするよう求めています。 |
| 写真の編集、キャプション作成、グラフィック制作にAIを使うクリエイター | 不要です。制作の過程でAIツールを使うだけなら必要ない、とInstagramは説明しています。 |
| ときどきAIキャラクターを投稿するブランドやクリエイターのアカウント | Instagramの発表はこのケースに直接触れていません。私たちはそうした投稿にAIラベルを付け、プロフィールのラベルはキャラクターとして運営するアカウントに使っています。 |
AIアカウントがラベルを付けないとどうなるか
Instagramによると、AI生成の人物を載せているのにラベルのないアカウントを検出し、制限することがあります。アカウントとそのコンテンツが、おすすめ(フォローしていない人にInstagramがコンテンツを見せる場所)に表示されなくなる可能性があります。RouteNoteの記事は、その場所としてリール、発見タブ、おすすめのコンテンツを挙げています。
- Instagramは、検出したアカウントに通知します。
- アカウントステータス(Account Status)で、おすすめに表示される対象かどうかを確認できます。
- 判断が誤りだと思うときは、アカウントステータスから異議を申し立てます。Instagramは自社のシステムが完璧ではないと認めていて、そのために申し立ての仕組みがあります。
- 元に戻す方法は2つです。ラベルを付けるか、申し立てが認められるかです。
ラベルのないアカウントがどれだけリーチを失うかは、Instagramは公表していません。逆のケースははっきり述べています。自分からラベルをオンにしたアカウントのリーチは変わりません。
ラベルをオンにする方法
- プロフィールを開き、「プロフィールを編集」をタップします。
- AI生成プロフィール(AI-generated profile)のスイッチをオンにします。
- 以前の「AI creator」ラベルが付いていたアカウントには、新しい名前が表示されます。今も当てはまるなら確定し、プロフィールにAI生成の人物が登場しなくなったなら外します。
Instagramの発表はスイッチの名前だけを挙げていて、詳しいメニューの場所は書いていません。アプリのバージョンによっても違います。見つからない場合は、Instagramのヘルプセンターを確認してください。
AI生成プロフィールとAI infoの違い
Instagramには今、2つのAIラベルがあり、答えている問いが違います。
| ラベル | AI-generated profile(AI生成プロフィール) | AI info(AI情報) |
|---|---|---|
| 対象 | アカウント全体 | 1件の投稿 |
| 伝えること | このプロフィールに登場する人物はAIで生成されたもの | このコンテンツはAIで作成・編集されたもの |
| 付ける人 | アカウントの持ち主が「プロフィールを編集」から | 投稿する人。ファイルに業界標準のAIの目印をMetaが検出した場合はMetaも |
| 開始時期 | 2026年8月31日(2026年の早い時期に「AI creator」としてテスト) | 2024年、Metaのラベル表示方針により |
投稿単位の考え方は、Metaが2024年のラベル表示方針で示しています。リアルなAI生成の動画や音声は投稿する人が投稿時に申告し、業界標準のAIの目印を検出した場合はMetaがラベルを付けることもある、というものです。
アカウントがAI生成かどうかの見分け方
- プロフィールと投稿の横に、AI生成プロフィールのラベルがあるかを見ます。
- 個々の投稿に「AI info」ラベルがあるかを確認します。
- プロフィール文を読みます。多くのAIアカウントはそこに書いています。
- ラベルのないアカウントは見分けにくくなります。Instagramは検出を進めていますが、すべてを見つけられるチェックはありません。投稿ごとに顔が変わる、細部のつじつまが合わないといった点は手がかりにはなっても、証拠にはなりません。
私たちのAIキャラクターのラベルの付け方
Klakixチームは2026年11月に、リアルなAIキャラクター「ミラ」を作りました(作り方の手順はこちら)。ミラは私たちのブランドアカウントの動画に登場しますが、このアカウントはミラとして運営しているわけではないので、ミラが登場するすべての投稿にAIラベルを付けています。もしミラが自分のアカウントを持つなら、最初の投稿からAI生成プロフィールのラベルを付け、プロフィール文にもAIだと書きます。ミラを実在の客やレビュアーとして見せることはありません。

AIキャラクターを正しく作るには
AIのペルソナを作るなら、ラベルは最初ではなく最後のステップです。誰かの写真ではなく架空の人物から始め、顔を一貫させ、キャラクターを実在の客として見せないこと。AIインフルエンサーのガイドでは作業の流れ全体を紹介しています。AIキャラクター作成は架空のキャラクター専用で、写真のアップロード機能はありません。
出典
- Instagram「Bringing More Transparency to AI-Generated Profiles on Instagram」2026年8月31日
- Meta「Our Approach to Labeling AI-Generated Content and Manipulated Media」2024年
- RouteNote「Instagram introduces new AI-generated profile label」2026年9月16日
確認日:2026年11月2日。Instagramのルールやメニューは変わることがあります。最終的にはInstagram自身の発表とヘルプセンターが正しい情報です。KlakixはInstagramやMetaとは提携していません。
よくある質問
Instagramの「AI-generated profile」(AI生成プロフィール)とは何ですか?
そのプロフィールに登場する人物がAIで生成されたもので、実在の人間ではないという意味です。アカウント自体は、実在の人や企業が運営しています。Instagramはこのラベルをプロフィールとアカウントの投稿の横に表示し、2026年8月31日にこの名前で導入しました。
AI生成プロフィールのラベルが付いたアカウントは本物ですか、偽物ですか?
写っている人物は実在しませんが、アカウントは本物です。誰かが運営し、AIで生成したキャラクターとして投稿していて、ラベルでそれを伝えています。ラベルを付けたアカウントは正直に公開しているのであって、人間のふりをする偽アカウントとは正反対です。
Instagramのプロフィールにある「AI creator」とは何ですか?
同じラベルの以前の名前で、2026年にテストされていました。2026年8月31日、Instagramは意味をはっきりさせるため「AI-generated profile」に名前を変えました。古いラベルが付いていたアカウントには新しい名前が表示され、そのまま確定するか外すかを選べます。
AI生成プロフィールのラベルはどうやって付けますか?
プロフィールを開いて「プロフィールを編集」をタップし、AI生成プロフィールのスイッチをオンにします。InstagramはAI生成の人物が登場するアカウントにラベルを付けるよう求めていて、自分から付けたアカウントのリーチは変わらないとしています。
AI生成プロフィールのラベルはどうやって外しますか?
プロフィールにAI生成の人物が登場しないなら、「プロフィールを編集」でスイッチをオフにします。ラベルのないAIプロフィールだと判断されてアカウントが制限され、それが誤りだと思う場合は、アカウントステータス(Account Status)から異議を申し立てます。申し立てが認められれば、アカウントは再びおすすめに表示される対象になります。
AI生成プロフィールのラベルを付けるとリーチは下がりますか?
Instagramによると下がりません。自分からラベルを付けたアカウントのリーチは変わりません。リーチが落ちる可能性があるのは、AI生成の人物を載せているのにラベルのないアカウントで、おすすめに表示されなくなることがあります。
写真の編集にAIを使っているだけでも、ラベルは必要ですか?
いいえ。Instagramは、編集、キャプション、グラフィックなど制作の過程でAIツールを使うクリエイターには、プロフィールのラベルは不要だとしています。ラベルは、登場する人物がAIで生成されたアカウントのためのものです。ただし、AIで作成・編集した個々の投稿には、別の「AI info」(AI情報)ラベルが付くことがあります。
InstagramのアカウントがAIで生成されたものか、どう見分けますか?
プロフィールと投稿の横にあるAI生成プロフィールのラベル、個々の投稿の「AI info」ラベル、そしてプロフィール文を確認します。多くのAIアカウントはプロフィール文にそう書いています。ラベルのないアカウントは見分けにくく、投稿ごとに顔が変わる、細部のつじつまが合わないといった点は手がかりにはなりますが、証拠にはなりません。