ガイド · 読了 約10分 · 2026年11月3日

AI動画の作り方:ステップごとにわかりやすく解説

このガイドでは、Klakixのスタジオでの作り方を最初から最後まで、私たちが実際に作った動画とそのプロンプトを使って説明します。手順はほとんどのAI動画ツールで共通です。下に出てくるモデル名と料金はKlakixのものです。

要点だけ知りたい方へ

  1. 始め方を選ぶ。手元にあるものに合わせて、テキスト、写真、テンプレート、話すプレゼンター、3Dシーンのどれかから始めます。
  2. 動きのあるプロンプトを書く。被写体、メインの動き1つ、場所、カメラの動き、光、音を1〜2文で書きます。
  3. モデルを選ぶ。下書きには速くて安いモデル、仕上げには映画のような質のモデルを使います。どのモデルも生成前に料金が表示されます。
  4. 長さ・画面比率・音を設定する。5秒か10秒を選び、TikTok・リール・ショートなら9:16、YouTubeなら16:9にします。モデルが対応していれば音をオンにします。
  5. 生成して確認する。生成した結果を見て、うまくいったプロンプトは残しておきます。失敗した生成のクレジットは自動で返還されます。
  6. 手直しして仕上げる。似たバージョンを作り、いちばん良いテイクをフルHDか4Kに高画質化して、ナレーションや音楽を加えます。

ステップ1:始め方を選ぶ

手元にあるもの使うツール向いているもの
アイデアだけText to Video風景、場所、広告など、言葉で説明できるものなら何でも
写真画像から動画商品、ポートレート、古い写真。見た目はそのまま保たれます
自撮り写真とやりたいトレンドテンプレートできあがったアイデア。写真を上げるだけで、プロンプトは不要
話してほしい台本写真リップシンクかUGC広告プレゼンターや人物写真が、口の動きを合わせて台本を話します
撮りたいカメラの動き3Dシーン構図とカメラの動きをショットごとに正確に決められます
見せたい文字や数字AIアニメーション作成ナレーションと字幕付きの解説動画。文字が崩れません

ステップ2:動きのあるプロンプトを書く

動画のプロンプトは、写真の説明文とは違います。何かが起きる必要があります。頼りになる型は被写体+動き+場所+カメラ+光と雰囲気+音で、これを1〜2文にまとめます。

  • 被写体:誰か、または何か。特徴を1つか2つ添えます(「サングラスをかけたゴールデンレトリバー」)。
  • 動き:起きることをメインで1つ(「ビーチのDJブースを回し、観客が跳ねている」)。
  • 場所:どこで、いつ(「夕暮れの混み合ったビーチで」)。
  • カメラ:動きは1つ(「カメラがゆっくり寄っていく」「ドローンが上空を通過する」「横から並走して追う」)。
  • 光と雰囲気:「ゴールデンアワー」「ネオンの反射」「アニメ調」「ミニチュア風のマクロ」など。
  • 音(音声を生成できるモデルの場合):「波の音とこもった低音」。
弱いプロンプトよくなったプロンプト
店にいる猫街角の小さな店でレジ番をする猫。小さなエプロンを着けて、前足でレジを叩いている
夜のイスタンブール小雨の降る夕暮れのイスティクラル通り。明かりのともるショーウィンドウの間に、赤いレトロな路面電車が入ってくる

下の3本は、それぞれの下に表示されているプロンプト(英語のまま)だけで作りました。

An epic sunrise over Cappadocia: hundreds of colorful hot air balloons drift above the fairy chimneys, golden… Seedance 2.5で作成した動画の1コマ。
Seedance 2.5An epic sunrise over Cappadocia: hundreds of colorful hot air balloons drift above the fairy chimneys, golden sunbeams cut through the morning haze, and a crane shot rises to reveal the valley. Rich detail, large-format film look.
A cat running the register at a corner shop: in its tiny apron, it taps the cash register with a paw. Seedance 2.0で作成した動画の1コマ。
Seedance 2.0A cat running the register at a corner shop: in its tiny apron, it taps the cash register with a paw
Istiklal Avenue at dusk in light rain: a red vintage tram rolls in between glowing shop windows, warm light… Seedance 2.5で作成した動画の1コマ。
Seedance 2.5Istiklal Avenue at dusk in light rain: a red vintage tram rolls in between glowing shop windows, warm light and neon reflecting on the wet cobblestones, people with umbrellas passing as soft silhouettes. Shallow depth of field. Rain, a tram bell and city hum.

ステップ3:モデルを選ぶ

モデルごとに見た目、長さの上限、料金が違います。料金はスタジオの初期設定での値です。長いクリップや高い解像度は、そのぶん高くなります。

モデル得意なこと初期設定料金
Seedance 2.5広告映像クラスの、映画のような長いシーン・音声も生成720p・5秒147クレジット(¥913–¥1,921)
Seedance 2.0手ごろな価格で質の高いシーン。4Kが必要なときにも・音声も生成720p・5秒95クレジット(¥590–¥1,241)
Seedance 2.0 MiniSNS向けの、速くて安い音声付きクリップ・音声も生成720p・5秒48クレジット(¥298–¥627)
MiniMax H3 Max Turboアイデアを試すいちばん安い方法768p・5秒20クレジット(¥124–¥261)
MiniMax H3 Maxなめらかな動き(ダンス、スポーツ、アクション)768p・5秒40クレジット(¥248–¥523)
Google Gemini Omni Flash最もリアルな映像と話し声。広告やプロモーションに720p・5秒50クレジット(¥311–¥653)
Google Veo 3.1 Liteセリフのあるシーンと環境音を手ごろな価格で・音声も生成720p・8秒40クレジット(¥248–¥523)
Wan 3.030秒の長いストーリーを手ごろな価格で・音声も生成720p・10秒100クレジット(¥621–¥1,307)
Kling 4.0音声付き30秒のワンショット。映画的な21:9にも対応720p・5秒79クレジット(¥491–¥1,032)
Kling 3.0生き生きとした動き。無音か英語のセリフ付き・音声も生成720p・5秒63クレジット(¥391–¥823)

おすすめの進め方は、MiniMax H3 Max Turboのような安いモデルでアイデアが固まるまで下書きし、最終版を映画のような質のモデルで生成することです。全モデルの実際の作例はモデル一覧で見られます。

ステップ4:長さ・画面比率・音を設定する

  • 長さ:動き1つなら5秒で足ります。10秒あれば小さなストーリーが入ります。長いほど料金が上がるので、試すときは短めに。
  • 画面比率:TikTok、Instagramのリール、YouTubeショートには9:16。YouTubeやWebサイトには16:9。フィードや商品ページには1:1。
  • 解像度:アイデアを試すだけなら480pで十分です(Seedance 2.5の5秒クリップは480pで69クレジット、720pで147クレジット)。残すテイクは720pか1080pで生成するか、あとから高画質化します。
  • 音:映像と一緒に環境音や効果音を生成するモデルもあります。音楽やナレーションは別に加えます。

ステップ5:生成して確認する

スタジオでは、モデル、プロンプト、設定が左側に並び、ボタンには始める前に料金が表示されます。生成には1〜4分かかります。ページを離れても、動画はライブラリに届きます。生成が失敗した場合、クレジットは自動で返還されます。

KlakixのText to Videoスタジオ:モデルカード、プロンプト欄、長さと画面比率の設定、クレジット料金付きの生成ボタン
KlakixのText to Videoスタジオ(英語版の画面)。

テイクを確認するときは、3つのことを見ます。メインの動きは起きているか、カメラは指示どおりに動いているか、どこかがゆがんだり溶けたりしていないか。やり直すときは1回に1か所だけ直します。全部を一度に変えると、何が効いたのかわからなくなります。

ステップ6:手直しして仕上げる

  • 似たものを生成:同じプロンプトと設定で、別のテイクを作ります。AI動画は実行するたびに結果がかなり変わります。
  • 高画質化:いちばん良いクリップを動画高画質化でフルHDか4Kにし、60fpsでなめらかにします。
  • 声と音楽を加える:AI音声読み上げでナレーションや音楽を作り、編集アプリでクリップの下に敷きます。

写真からAI動画を作る

画像から動画は写真の見た目を保ったまま動きを加えるので、商品や人物で特に役立ちます。動かしたい部分だけを書いてください(「お茶から湯気が立ちのぼり、カメラがテーブルの上をゆっくり滑っていく」)。商品写真とロケーション写真を組み合わせて、1つのショットにすることもできます。

The breakfast table comes alive: steam rises from the tea as the camera glides slowly over the table. Seedance 2.5で作成した動画の1コマ。
Seedance 2.5The breakfast table comes alive: steam rises from the tea as the camera glides slowly over the table
She smiles and waves at the camera as her hair moves gently. MiniMax H3 Max Turboで作成した動画の1コマ。
MiniMax H3 Max TurboShe smiles and waves at the camera as her hair moves gently
We combined a product photo with a location photo: the perfume bottle on the Pamukkale travertines in sunset… Seedance 2.5 Referenceで作成した動画の1コマ。
Seedance 2.5 ReferenceWe combined a product photo with a location photo: the perfume bottle on the Pamukkale travertines in sunset light

3Dシーンでカメラを演出する

プロンプトでカメラの動きを書いても、モデルがいつもそのとおりに動くとは限りません。3Dシーンは、動きを言葉ではなく見せて伝えます。シーンを説明するとAIが単純なブロックで3Dラフを組み、ショットごとにカメラを決めると、そのラフ動画がSeedance 2.5 Referenceに渡り、同じ動きを再現します。下は配達員のシーンで、左が3Dラフ、右が完成した動画です。

3Dラフ
完成した動画
雨のイスタンブールの路地を走る夜の配達員。Klakixチームが3Dシーンで作成。

TikTok、リール、YouTubeショート向けのAI動画

  • 9:16にして、1本のクリップには動きを1つだけ。いちばん目を引く瞬間を最初の1秒に置きます。
  • 1本のクリップに話のすべてを詰め込むより、短いクリップを3〜5本作ってつなげるほうがうまくいきます。
  • 画面下には字幕のための余白を残し、モデルに画面内の文字は頼まないでください。文字は編集アプリで入れます。
  • YouTubeなら16:9で10秒のクリップにし、どのクリップにも同じ雰囲気の言葉を入れて、見た目をそろえます。

よくある失敗と直し方

  • 1本に動きを詰め込みすぎる:モデルが一部を飛ばしたり、混ぜたりします。動きは1本に1つ。
  • カメラの指示がない:カメラが止まったままか、ふらふら漂います。動きを1つ指定します。
  • 文字やロゴを頼む:AI動画は文字が苦手です。文字は編集アプリで入れるか、AIアニメーション作成を使います。
  • 実在の人物の顔:他人の写真を本人の許可なくアップロードしないでください。実在の人物のディープフェイクは禁止です。同じ人物を何本もの動画に出したいなら、架空の人物を作りましょう。AIインフルエンサーの作り方では、1つのAIの顔をどうやって一貫させたかを紹介しています。
  • 最初から高解像度で生成する:480pや5秒で試してから、残すテイクを生成します。
  • 試すたびに全部を変える:1回に変えるのは1か所だけ。何が効くのかがわかります。

費用はどれくらいかかるか

Klakixでは、どの動画もクレジットを使い、料金は生成前に表示されます。スタジオでいちばん安いクリップはMiniMax H3 Max Turboの20クレジット(¥124–¥261)、Seedance 2.5の5秒・720pのクリップは147クレジット(¥913–¥1,921)です。クレジットパックは75クレジット¥980からで、クレジットに有効期限はありません。パックとプランの一覧は料金ページにあります。

よくある質問

AI動画はどうやって作りますか?

始め方(テキストか写真)を選び、被写体、動き、場所、カメラを1〜2文で書きます。あとはモデルを選び、長さと画面比率を決めて生成するだけです。Klakixなら数分で終わり、料金は始める前にボタンに表示されます。

AI動画は無料で作れますか?

Klakixでは作れません。動画モデルの実行には費用がかかるため、動画の生成にはすべてクレジットを使います。パックは75クレジット¥980からで、クレジットに有効期限はありません。スタジオでいちばん安いクリップは20クレジット(¥124–¥261)です。

AI動画を1本作るのに、どれくらい時間がかかりますか?

プロンプトを書くのに1〜2分、生成はモデルと長さによって1〜4分ほどです。気に入ったクリップができるまで、たいてい2〜3回は試します。

AI動画はどれくらいの長さにできますか?

1回の生成で作れるのは短いクリップです。多くのモデルは5〜10秒で、もっと長く作れるモデルもあります(Klakixでは最長30秒)。長い動画にしたいときは、クリップを何本か作って編集でつなぎます。

動画に最適なAIモデルはどれですか?

どれか1つが最適ということはありません。得意分野で見ると、Seedance 2.5は「広告映像クラスの、映画のような長いシーン」、Seedance 2.0は「手ごろな価格で質の高いシーン。4Kが必要なときにも」、Seedance 2.0 Miniは「SNS向けの、速くて安い音声付きクリップ」、MiniMax H3 Max Turboは「アイデアを試すいちばん安い方法」です。下書きにいちばん安いのはMiniMax H3 Max Turboです。まず安いモデルでアイデアを試し、最終版を質の高いモデルで生成するのがおすすめです。

詳しくはこちら: AI動画モデル

TikTokやYouTubeショート向けのAI動画はどう作りますか?

画面比率を9:16にし、1本のクリップは5〜10秒でわかりやすい動きを1つだけにします。いちばん目を引く瞬間を冒頭に置き、何本かのクリップを編集アプリでつなげます。YouTubeには16:9が向いています。

AIで作った動画は商用利用できますか?

はい。Klakixで作った動画は広告やクライアントの仕事に使えます。ただし、プロンプトやアップロードした写真が他人の権利を侵害していないこと、実在の人物を本人の許可なく登場させていないことが条件です。

詳しくはこちら: 利用規約

AI動画がプロンプトどおりにならないのはなぜですか?

たいていは、プロンプトで多くを求めすぎています。1本のクリップにメインの動きは1つ、カメラの動きはわかりやすい言葉で書き、画面内の文字は避け、互いにぶつかる指示は削ります。それでもカメラが思いどおりに動かないなら、3Dシーンを使って、言葉で説明する代わりに動きを見せてください。

詳しくはこちら: 3Dシーンから動画

はじめてのAI動画を作ってみましょう

1文書いてモデルを選べば、生成前に料金がわかります。パックは¥980からです。

Text to Videoを開く